つかみはOK?あとひと押しに抜かりはないか

本日は「購買心理」に合わせたシナリオ作りで重要な掴みの話です。

 

お客様が商品を知って購入するまでに、①注意(Attention)②関心(Interest)③欲求(Desire)④記憶(Memory)⑤行動(Action)の心理段階があるAIDMAの法則ですが、商品ページ制作にも活用出来ます。

 

注意は「目を引くキャッチや画像」、関心は「他者評価で興味を持たせる」、欲求は「説明で商品価値を納得してもらう」、記憶は「覚えやすい商品名や情報で後からも思い出せるようにする」、行動は「最後のひと押しなので購入まで円滑に出来る情報(決済、配送料、お届け日等)、誘導」といったイメージです。

 

必ずこの流れに沿う必要はなく、図では、「注意と関心」を複合させた見せ方です。目を引く赤色背景色に黄色のテキスト画像を設定し、そのキャッチ自体に、他者評価内容を盛り込んで商品価値を高めるという見せ方を意識しています。

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また、商品ページ制作で気をつけたいことがあります。

 

共通ヘッダーが長すぎて、いつまでも同じページをループしていると錯覚するような店舗を見かけることがあります。折角良い商品ページも見てもらわなければ意味がありません。必ず顧客視点でページ回遊をテストしましょう。弊社のA/Bテストでは、ファーストビューが全てヘッダーで埋め尽くされる商品ページと、ファーストビューに該当商品の説明(上述AIDMAの「注意と関心」)がある場合とでは、後者のコンバージョン率が1.4%高いという結果もあります。(※テストは同一食品で検証。商材やページの見せ方によるので、必ず効果があるとは言えないので店舗でのテストは必要)。

 

あくまでこれはテスト事例ですが、重要なのは「しっかりと検証する」という事ですね。

 

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